「ブルー、ピンク、イエローの付箋隊」【知見メール164号】

ブルー、ピンク、イエローの付箋隊

 

 

皆様、ジェイックの知見寺(ちけんじ)でございます。

 

 

 

 

先月の11月23日、妻とふたりで

銀座の美容院に行きました。

もう10年以上、通っています。

 

この美容院は妻に紹介してもらったので、

妻も同じ美容師さんに切ってもらっています。

私が、カットの予約を入れると、

妻も丁度美容院に行きたかったとのことで、

なぜか、私と同じ時間に予約が入りました。

同じ美容師さんに切ってもらうんですけどね・・・。

 

 

私の方が、早く終わりましたので、先に美容院を出て、

銀座をぶらぶらしていると良いお店を発見しました。

 

広島県のアンテナショップ「TAU(たう)」です。

 

私が行ったときには、1Fを入ってすぐの右手で、

牡蠣と日本酒が売られていて、その場で食べることができました。

牡蠣3個と日本酒1合で、きゅっといきました。

美味しかったですね。

 

また、広島産のちりめんじゃこを

1キロ、格安で買いました。

今、いろんなものにかけて食べていますが、

うまみが強くて美味しいです。

 

3Fには熊野筆が入っていますので、

これからのプレゼントシーズンの候補に如何でしょうか?

 

また、カープグッズが山のようにあります。

カープファンには、必見です。

 

詳しくは、こちらから

http://www.tau-hiroshima.jp/

 

(尚、私は、特に広島県の関係者ではありません。)

 

 

 

さて、今回は、先週の水曜日12月5日に

参加した研修での学びについてご紹介いたします。

 

この研修は、原田メソッドの研修を行う講師育成プログラム、

5回シリーズの1回目でした。

 

 

原田メソッドとは、大阪市の中学校で教員をされていた

原田隆史さんが生み出したものです。

 

独自の指導法で、赴任中学の陸上競技部を

13回日本一に導きました。

この中学生に用いた指導方法をベースに、

企業の人材育成にも応用できる研修プログラムを開発しました。

 

これまで、ユニクロ、野村證券、キリンビールなど、

名だたる大企業の他、中小企業、官公庁でも

研修を実施されています。

 

詳しくは、次のHPをご確認ください。

http://harada-educate.jp/

 

 

この研修を受けているときですが、

「付箋法」というユニークな手法を取ります。

 

研修が始まるとまもなく、7.5センチ×2.5センチの

ピンクの付箋(ポストイット)が配られました。

 

研修を受けていて、自分の参考になったこと、

気付きになったことを、1つにつき1枚の付箋に

どんどん書いていきます。

そして、その書いた付箋は、A4サイズの紙に

20枚分の枠組みが書かれたもの(用紙1)に、

次々と貼っていきます。

 

通常は、ノートに書くことを、

付箋に書き出して、A4の紙に

貼り付けられている状態になります。

 

午前中2時間で、33枚付箋を書きました。

 

午前中の最後に、講師から、書き出した付箋の中で、

自分にとって参考になったこと、役立ったこと、

BEST5を選んでくださいと指示がでます。

 

別フォーマットには、

横軸に第1部、第2部、第3部とあり、

縦軸に1から5まで数字が書かれた表組み(用紙2)があり、

33枚の中から5枚選んで用紙1からはがし、

用紙2の第1部の列の1位から5位へと付箋を貼り替えます。

 

付箋ですから、用紙1と用紙2の間で

貼ったりはがしたりしながら、考えられます。

 

付箋が5枚貼られた用紙2を、

5人いるグループ内で回覧して共有します。

 

そして、第1位に選んだ付箋について、

グループで紹介しあいました。

第1位は、結構ばらばらでしたね。

 

 

午後の研修がはじまると、

今度は同じサイズのブルーの付箋が配られました。

 

第2部は、16時半まででしたが、

この間に付箋を30枚書きました。

第2部も同様に、BEST5を選び出し、

第1位の付箋について同様に意見交換をしました。

 

第3部がはじまると、イエローの付箋が配られます。

イエローの付箋は、17枚書きました。

第3部が終了すると、これまでと同様のことを行います。

 

最後に、ブルー5枚、ピンク5枚、イエロー5枚、

計15枚の中から、BEST3を選び、

それを2人1組でお互いに説明しあいました。

 

 

この「付箋法」を実践してみての気付きは以下のことになります。

 

・付箋なので、どんどん書ける。違うと思ったら、捨てれば良い。

・書いたものが、1枚に1つのことなので、あとでみた時にわかりやすい。

・講師から、何枚書きましたか?との質問はありませんでしたが、

何枚書いたのかをみれば、どの程度参考になったのかがわかる。

・また、書いた内容をみれば、伝えたいことが伝わっているのかがわかる。

・参考になったものを選んだり、順番に並び替えるなど、

付箋だとやりやすい。

・BEST5を選ぶこと自体が、振り返りになっている。

・他人の選んだもの(意見)を共有しやすい。

 

 

これから、年末年始を迎え、

社内の会議やイベントで話しをすることもあるかと思います。

 

そのときには、参加している社員全員に

付箋とA4サイズの紙(用紙1)を配って、

上記と同様に、参考になったこと、気付きになったこと、

忘れてはいけないことなどを書き出せてみては如何でしょうか?

 

時間があれば、BEST3に星印をつけさせて、

ペアやグループで意見交換する場を作ることも良いでしょう。

 

きっと、記憶に残り易くなると思います。

 

 

 

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 執行役員|上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 副董事長

知見寺 直樹

東北大学を卒業後、大手コンサルティング会社へ入社。その後、株式会社エフアンドエム副本部長、チャレンジャー・グレイ・クリスマス常務取締役等を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海法人(上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 )の立ち上げ等を経て、現在はHumanResourceおよび事業開発を担当する。

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