「やばい」と無自覚に書くやばさ【人を残すvol.141】

経営者向けメールマガジン「人を残す」fromJAIC

「やばい」と無自覚に書くやばさ

10月11日から、全国旅行支援始まりました。

 

前日10月10日、あるTV報道番組みていると
「わかりにくい!」「使いにくい!」
という趣旨街頭インタビュー多数流していました。

 

的には、経済動かすため、また、大きく傷ついた産業支援するために
何か手立て打つ必要あり、不具合あるであれば、
それ都度、修正していけば良いではないかと考えています。

 

マスコミには、「わかりにくい!」「使いにくい!」と感じている
一般消費者にどうすればいいか、わかりやすく説明して、使いやすくすること
求められている役割だと思うです。。。

 

さて、今回は、先日読んだ本ご紹介させていただきます。

 

本は、
『三行で撃つ <善く、生きる>ため文章塾』 近藤康太郎著 CCCメディアハウス刊

 

実家に帰省する新幹線で読みだしたです
引き込まれて途中で止めることできず、実家に着いてから夕食後
談笑もそこそこに、続き読みだし読み切ってしまいました。

 

私にとっては、自ら常識となっていたことガラガラと崩される感じ。
あるいは、痛いところズバッと突かれる、衝撃受けなら読み進めました。

 

例えば、
“「固有名詞多いよ」「数字減らせ」なんて教えることあります。”(p42)
見出しは、“捨てる勇気-固有名詞と数詞”

 

私は、ファーストキャリアであるコンサルティング会社上司から

 

「説得力与えるはデータと事例だ!」

 

と、口酸っぱく言われていました。

 

また、

はなぜ、「など」入れるでしょうか?怖いからです。”(p44)
“「など」「いろんな」「さまざまな」。こういうはすべてエクスキューズ語です。
具体的に言えないんです。考えていないんです。めんどうくさいんです。”(p45)
見出しは、“いいわけは見苦しい-「など」「いろんな」「さまざま」”

 

 

確かに、私も文章正確性担保するため、もっと言うと批判に耐え得るように つけています。
特に、「など」はよく使っているな~あと自覚あります。

 

 

さらには、

 

“流行語使うとは、世間に、言葉預けることだ。
言葉預けるとは、自分、自分世間に預けることだ。”(p72)

 

「やばい」も「超」も「マジ」も、よく使っている気します。
特に、SNS系ですね。

 

ただ、中には、私部下によく言っていることも書かれています。

 

“分かりやすい文章原則について

  1. 文章短くする。
  2. 形容語と被形容語なるべく近づける。
  3. 一つ文に、主語と述語はひとつずつ”(p31)

 

ライター向けに書かれている書籍ではあります

 

経営者・管理者であれば、文章で、相手気持ち動かし、
具体的な行動起こしてもらう場面
たくさんあるではないでしょうか。

 

また、ライター向けではあります、文章通じて、
物事捉え方
仕事へ取り組み姿勢
更には、生き方
まで、考えさせられます。

 

視点で、私心に残ったフレーズは次ふたつです。

 

“言葉にならない感情、言葉に落とせない思想は、存在しない。
言葉にならないではない。はなから感じていないし、考えてさえいないだ。”(p124)

“書くことは、過去も変えられる。”(p300)

 

最後に、筆者から魅力的なメッセージご紹介します。

 

“メール上手は幸せな送る。”(p116)
“うまいメール書けるこそ、出世するです。”(p117)

 

是非、ご一読お薦めします。
https://www.amazon.co.jp/dp/4484202298

読後感想お聞かせいただければ、嬉しいです。

 

今回執筆者:「知見寺直樹」
(株式会社ジェイック 取締役)

著者情報

知見寺 直樹

株式会社ジェイック 執行役員|上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 副董事長

知見寺 直樹

東北大学を卒業後、大手コンサルティング会社へ入社。その後、株式会社エフアンドエム副本部長、チャレンジャー・グレイ・クリスマス常務取締役等を経て、2009年ジェイック常務取締役に就任。総経理として上海法人(上海杰意可邁伊茲企業管理咨詢有限公司 )の立ち上げ等を経て、現在はHumanResourceおよび事業開発を担当する。

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