いつも大変お世話になっております。
株式会社ジェイックの梶田です。
4月新年度…今年もこの季節がやってきました。
弊社では、今年も多くの企業様の新入社員をお預かりしています。
この記事が掲載される頃には、私も新人研修の真っ只中です。
今年はどんな若者たちに巡り合えているでしょうか。楽しみです。
少しでも彼らの成長を後押しできるように限られた時間ですが、
精一杯向き合いたいと思います。
話は変わるのですが、
私には、先日成人式を迎えた大学3年生になる息子がいます。
昨年、短期の留学を経験し味を占め、大学の交換留学プログラムで
今年も約1年の留学に出るそうです。
決して経済的に余裕があるわけではありませんので、
アルバイトなどで、自分でも資金調達をするよう懇願しました(笑)。
すると、海外留学に係わる費用を支援してくれる奨学金制度があると言い、
その中には、民間の企業が無償で補助してくれるものもあるそうです。
もちろん「頼むから申し込んで!」と伝えました。
すると、なんと奇跡的に一次の書類審査に通ったのです! Good Job!
そして先日、彼は二次の面接審査が行われる某企業本社へ向かいました。
そこで面接官から、こんな質問をされたそうです。
「弊社では本業で儲けた利益を、みなさんのように留学を希望する
大学生に差し上げています。
このお金をみなさんが留学先でどのように使うかは、お任せしていて、
何も関与していません。
ところで、世界には貧困にあえぐ人たちが沢山います。
彼らと比べると裕福な日本の若者にお金をあげるくらいなら、
世界中の恵まれない人たちに寄付すべきでは、という声もあります。
●●さんはどう思いますか?」
皆様だったら、どのようにお考えになり、どう答えられますか?
私の息子は、こう答えたそうです
「貧困にあえぐ人たちにお金をあげることは助けにはなりますが、
それはあくまでも一時的なものです。
そういう人たちが二度と生まれないよう、世の中の仕組みを変えていく
必要があります。
私たちのように、比較的安定した社会で充実した教育を受けたものが、
その役割を果たす可能性があり、その期待を背負っていると思います。
御社の奨学金は、グローバルな世界で未来のリーダーとなる可能性のある
私たちへの投資なのだと認識しています。」
私は、それを聞いて正直「すごいな(本当に俺の子?)」と言いました。
彼の答えを判定するのは、もちろん、その質問をした面接官なのですが、
少なくとも大きく外れていないのではないかと思います。
(もちろん面接では他にも訊かれているのでこれでOKではありませんが)
冒頭で申し上げましたが、
この4月に入社してくる、たくさんの企業様の、新入社員の皆さん。
どの企業様も、たくさんの時間と費用をかけて新入社員を採用し、
これから教育を施して行かれることでしょう。
それは、まさに、未来のリーダーたる人材への投資に他なりません。
世界を救うところまでは、今は望むべくもありませんが、少なくとも、
その期待を責任感として抱き、将来のリーダーたる資質を開花して欲しい。
私は、研修講師として、彼らのリーダーシップを少しでも良い形で、
発揮できるように教育をしてまいりたいと思います。
ちなみに…
上述した面接での息子の回答ですが…
たまたま、大学の授業で同じようなテーマの学習討論会があったそうです。
…なるほど、腑に落ちました。
今回の執筆者:「梶田貴俊」
(株式会社ジェイック 西日本代表講師)