緊急事態宣言が全面解除されて変わること・変わらないこと
教育事業部様、ジェイックの知見寺（ちけんじ）でございます。
突然ですが、
「ザ・マスクド・シンガー」
という番組をご存じでしょうか？
Amazon Prime Videoで独占配信されています。
ちょっと前にTVCMが流れていましたので、目にされた方は
多いかもしれません。
私は、妻から面白い番組があると言われて、
CMが流れる少し前の9月から観ていました。
確かに面白いです！
毎週金曜日の夜9時に新たに配信されますが、その日の内に観ています。
今、そんな番組は、この「ザ・マスクド・シンガー」以外、ありません。
詳細は、以下のウィキペディアをご覧いただければと思いますが
有名人が全身着ぐるみを着て、歌を歌います。
みんなとても歌が上手いですし、演出も凝っていて、ショーを観ているようです。
また、誰が歌っているのかを考えるのも、ひとつの面白さになっています。
世界50ヶ国で、リメイクされている
人気コンテンツであることがよくわかります。
ネットフリックスを含め、視聴者からのサブスク的な会費で売上を作り
大きな予算を投入して、質の高いコンテンツを提供するモデルは
TV業界・映画業界にとっては大変な脅威だろうと感じます。
御社の業界では、ゲームチェンジャー的なプレーヤーは現れていないでしょうか？
あるいは、御社の業界で、ゲームチェンジャーになるとしたら
どんなことが考えられるでしょうか？
ウィキペディアは、こちらから。
⇒https://w.wiki/3XCB
さて、10月1日から、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が
全国で解除されました。
まだ、飲食店やイベント会場などは規制が残っていますが、
いろんなことがコロナ前に戻っていくだろうと思われます。
在宅勤務から、通常勤務に戻した企業も多いようです。
一方で、リモートワークでも、十分生産性が確保できる業務は
そのまま継続しているというケースもお聞きします。
先週金曜日に、オンラインで営業を受けたのですが
相手の方は、山形市のご自宅からでした。
車イスを利用されている方で、今年、転職をされたそうです。
全く出社しなくてOKというフルリモート勤務で採用されたとのこと。
（この方にとって、一番近い事業所は、東京本社）
障がい者手帳を持つ方からしましたら、自宅で勤務できるのであれば
選択の幅が広がるだろうと思います。
また、裏を返すと、フルリモートでもOKな仕事を作り出せるのであれば
日本全国から採用することができます。
（広げて考えれば、世界中、どこからでも採用することができます。）
新型コロナは、今後も、感染拡大と収束を繰り返しながら、最終的には、
収まるのだろうと予想しています。
新規感染者がゼロになっても、コロナ禍で新たに取り組まれたことの中で
多数、継続されるものがあるだろうと思います。
その一つが、新卒採用における、オンラインでの会社説明会や1次面接です。
オンラインでの会社説明会は、参加する学生にとってメリットが大きいですし
提供する企業の人事サイドからみても、よいことが多くあります。
ですから、オンラインでの会社説明会が主流で残り続けるだろうと思われます。
ただ、学生からみて有名企業でない弊社のような立ち位置ですと
オンラインの活用は、工夫する必要があります。
以前は、学生と直接、接する場を就活の早い段階から、多数回で設定して
接近戦で、自社に対する興味度を高めていました。
ここに策がないと、コロナ前よりも会社説明会への参加学生が増えたが
1次面接希望者は少なくなった、ということが起こりかねません。
御社の事業では、コロナが完全終息した際に
コロナ禍では当たり前になったことの中で
・変わらず主流になり続けるものには何があるでしょうか？
・それは、以前よりも生産性が高くなっているでしょうか？
・もし、生産性が高くなっていないのであれば、どんな策が必要でしょうか？
・また、コロナ前に戻すものには何があるでしょうか？
・コロナ前に戻す際に、以前よりも生産性高くできる工夫はないでしょうか？
少し早いかもしれませんが、一度、ご検討されては如何でしょうか。
今回の執筆者：「知見寺直樹」
(株式会社ジェイック 取締役)
