【厳選】大阪での採用に強い人材紹介サービス9社を紹介!

更新:2023/07/28

作成:2023/01/05

古庄 拓

古庄 拓

株式会社ジェイック執行役員

【厳選】大阪での採用に強い人材紹介サービス9社を紹介!

大阪での中途採用を実施する際は、大阪エリアに強い人材紹介会社を利用することも有効な手です。

 

記事では、大阪の採用市場の特徴を解説したうえで、大阪の採用に強い人材紹介サービスと大阪に拠点を持つ人材紹介会社をご紹介します。

 

後半では、人材紹介サービスの効果を最大限にするコツも解説しますので、大阪で人材紹介の利用を検討しているようであれば、ぜひ参考にしてください。

<目次>

人材紹介を利用するうえで知っておきたい大阪の採用市場

大阪、道頓堀

 

まずは、近年における大阪の有効求人倍率と採用市場の特徴を確認しましょう。

 

大阪の有効求人倍率

大阪労働市場ニュースによると、令和4年9月分の有効求人倍率(季節調整値)は、1.31倍です。

 

この数字は、前月より0.03ポイント上昇であり、6ヵ月連続で上昇し続けています。なお、新規求人倍率(季節調整値)は、2.50倍です。
大阪労働局では、令和4年9月分の有効求人倍率などから、以下の見解を示しています。

 

「現下の雇用失業情勢は、求職者が引き続き高水準にあるなど、一部に厳しさがみられるものの、緩やかに持ち直しの動きが続いている。」

 

出典:大阪労働市場ニュース(令和4年9月分)

 

大阪の採用市場の特徴

大阪は、東京に次ぐ大きな経済拠点です。そのため、大阪にある企業や事業所は、西日本出身者のJターンや、東京からのUターンでも選ばれやすくなっています。

 

大阪には、大阪発の大手企業も多く、「ものづくりの街」としても知られています。

 

しかし、実際には、同じ“大阪”でも、以下のように各エリアによって、活発化する産業や業種、企業の傾向などが異なっています。

【大阪府 北部エリア】

  • 関西経済圏の中心であり、近畿エリアのなかで最大の企業数・求人数を誇っている
  • 東京本社企業や全国展開企業の大阪支社などのオフィスも多く、営業職などの文系職種やIT系企業の求人も多い

【大阪府 中部エリア】

  • 大阪市内では、IT・広告などのサービス業で求人が多くなっている
  • このエリアにある東大阪は、「ものづくりの街」として全国に知られており、高い技術力を持つ中小企業の工場や、その商品を扱う商社・小売業者が多い

【大阪府 南部エリア】

  • 大阪発祥の大手メーカーや上場企業の本社・工場が多い
  • 関西国際空港が近いため、物流系企業も多い

大阪の場合、このようにエリアによって求人を出す企業、また、暮らす労働者層が異なる傾向もあります。

 

なお、大阪に限ったことではありませんが、近年では、円安やウクライナ侵攻などの影響で、多くの企業に原材料費の高騰などの課題が生じています。

 

大阪の場合、原材料や電気代などのコストが特にかかる製造業などが多いため、こうした企業が人件費削減を目的に、従来の新卒一括採用などの大量採用から第二新卒や中途の厳選採用にシフトしている傾向もあります。

 

大阪の場合、このようにエリアによる特性などもあるため、大阪エリアで優秀な人材を獲得するには、大阪エリアの採用事情に詳しい人材紹介サービス会社を活用していくことがおすすめです。

大阪の採用に強い人材紹介サービス9社

握手のシーン

 

この章では、大阪に本社を持つ人材紹介会社と、大阪に拠点を持つ人材紹介会社を紹介します。

 

大阪に本社を持つ人材紹介会社5選

以下の5社は、大阪に本社を持つ人材紹介会社です。

 

・株式会社学情(Re就活エージェント)
大阪・梅田エリアに本社を持つ企業です。20代特化型の「Re就活エージェント」を運営しており、若手人材に強い人材紹介会社です。

 

20代の社会人向けの合同企業セミナー「転職博」は、20代の動員数・動員率がNo.1と謳われています。

 

>>公式サイトはこちら

 

・株式会社アドミック
20年以上の歴史がある企業です。「ADMIC AGENT」というブランド名で、正社員または契約社員の採用を目的とする人材紹介サービスを提供しています。
特に強い職種は、営業・接客・管理部門です。転職潜在層も多く登録しているため、幅広い人材へのアプローチが可能となります。

 

>>公式サイトはこちら

 

・エクシードジャパン
本社のある大阪と東京の2拠点で、人材採用の総合支援を行なう企業です。
人材紹介のほかに、求人広告掲載やアウトソーシングといった幅広い採用ニーズに対応できます。新卒・中途のほかに、アルバイト人材の紹介も可能です。

 

>>公式サイトはこちら

 

・株式会社クラス
20代~30代前半の女性採用に強い企業です。企業と求職者の両方に精通する両面型エージェントであるため、面談~推薦まで最短1日・平均2~3日というスピーディーな採用を実現しています。
企業のグローバル化やDX導入に強いハイクラス人材の採用も得意です。

 

>>公式サイトはこちら

 

・株式会社クイック
製薬や建築、電気、ITなど、各業界に特化した人材紹介サービスを展開している企業です。
業界に特化していることで、精度の高い人材紹介が期待できます。人材派遣や業務請負のサービスも展開されています。

 

>>公式サイトはこちら

 

大阪に拠点を持つ人材紹介会社4選

大阪に拠点を持つ人材紹介会社の活用もおすすめです。全国規模の人材紹介会社は豊富な登録者数などがあり、早期の採用に結びつく可能性が高いでしょう。

 

・株式会社ジェイック
HRドクターを運営する株式会社ジェイックでは、既卒・第二新卒の人材紹介「就職カレッジ」を提供しています。
オンラインの人材紹介になるため、たとえば、「東京の本社から大阪の人材を獲得したい」などの場合にもおすすめです。

 

経験者のキャリア採用には適しませんが、若手のポテンシャル採用をしたい場合にはおすすめとなります。

 

・リクルートエージェント
業界トップクラスの採用支援・成功実績を誇る大手人材紹介会社です。
各拠点にはエリアの採用市場や傾向、特徴を理解したアドバイザーが在籍しているため、大阪でも効果的な採用活動が行なえます。

 

>>公式サイトはこちら

 

・リクルートキャリアコンサルティング
リクルートエージェントと同じリクルートグループで、ミドル・シニア層の再就職支援を行なっている人材紹介会社です。
大阪府には、大阪オフィスとなんばオフィスの2拠点があるため、地域密着型のサポートも行なえます。
近年では、求職者や企業向けのセミナー・イベント・ツールの活用にも力を入れています。

 

>>公式サイトはこちら

 

・マイナビエージェント
業界トップクラスの会員数を誇る転職サイト「マイナビ転職」の人材紹介サービスです。関西に7つの拠点を持っているため、大阪での採用実績も多いです。
サービス登録者は、35歳以下の若手が中心となります。

 

>>公式サイトはこちら

 

・doda
関西オフィスで大阪の人材紹介に対応しています。dodaブランド自体が得意とするのは、20歳~34歳の若手人材です。
近年需要の高い、SEやインフラエンジニアなどのIT技術職や専門職の人材が特に多くなっています。

 

>>公式サイトはこちら

人材紹介サービスを活用するコツ

人材紹介サービスの効果を最大化するには、以下のポイントを押さえて、人材紹介会社の担当者とコミュニケーションをとることがおすすめです。

 

営業担当者(RA)を自社のファンにする

人材紹介会社は、自社の代わりに求職者に声をかけ「こんな企業がありますが、応募してみてはどうですか?おすすめポイントは……」と動いてくれます。

 

しかし、求人企業が以下のような姿勢では、人材紹介会社のモチベーションも下がってしまうでしょう。

  • 「欲しい人材の要件や人数も決まっていない……」
  • 「人事担当者のやる気もないし、とにかく消極的である……」
  • 「自社の魅力を言語化できていない……」

人材紹介の効果を最大化するには、自社の代理(エージェント)として動いてくれる人材紹介会社の営業担当者(RA)、また、可能なら面談担当者(CA)に自社のファンになってもらうことが大切です。

 

自社のファンになってもらえれば、求職者への求人紹介も高いモチベーションで行なわれます。

 

スペックよりも定性面に重きを置く

以下のような具体的なスキルやスペックを重視しすぎると、紹介できる人材が限られてしまいます。

  • TOEICスコア900点台で、〇〇大学レベルの英文科を出ている人材
  • 経営工学科を出ていて、物流DXでマネージャー経験がある人材 など

一方で、以下のような定性面に重きを置いた要件を伝えると、人材紹介会社が紹介できる人材の幅が一気に広がるでしょう。

  • 多様なメンバーが集まるプロジェクトなので、幅広い人とコミュニケーションできる人材が良い
  • 人の話にきちんと耳を傾け、ラポール形成が得意であれば、営業経験は問わない など

もちろん業務上で不可欠な資格や経験を緩和する必要はありませんが、初めのうちはある程度、定量的な条件は緩く設定して、推薦しやすくしておくことがおすすめです。

 

意思決定などの対応は迅速に行なう

人材紹介会社と二人三脚で活動するには、以下のような対応を迅速に行ない、担当者に協力的な姿勢を持つことも大切です。

  • 書類の推薦をもらってから面接するかどうかの意思決定
  • 面接のスケジュール調整
  • 面接後の合否決定 など

 

丁寧なフィードバックも忘れずに

迅速な意思決定と合わせて、書類選考や面接が終わったあとには、フィードバックをすることも大切です。

 

「なぜ採用NGにしたか?」「どこを評価して通過させたか?」などを丁寧にフィードバックすることで、紹介会社からの推薦精度が上がります。

 

人材紹介サービスを使って引き続き採用したい場合には、本人から面接で聞いた情報をフィードバックしたうえで、競合状況や志望度、自社への懸念点などの確認を依頼するとよいでしょう。

まとめ

大阪エリアは、東京に次ぐ大きな経済市場であり、エリアによって企業や求人の傾向が異なる特徴もあります。

 

そんな大阪で中途採用を成功させるには、記事で紹介したような大阪に本社や拠点を構える人材紹介会社を活用することもおすすめです。

 

HRドクターの運営会社である株式会社ジェイックでも、既卒・第二新卒の人材紹介「就職カレッジ」を提供しています。
関西エリアで若手採用のニーズがあれば、ぜひ以下で資料をダウンロードしてみてください。

著者情報

古庄 拓

株式会社ジェイック執行役員

古庄 拓

WEB業界・経営コンサルティング業界の採用支援からキャリアを開始。その後、マーケティング、自社採用、経営企画、社員研修の商品企画、採用後のオンボーディング支援、大学キャリアセンターとの連携、リーダー研修事業、新卒採用事業など、複数のサービスや事業の立上げを担当し、現在に至る。専門は新卒および中途採用、マーケティング、学習理論

著書、登壇セミナー

・Inside Sales Conference「オンライン時代に売上を伸ばす。新規開拓を加速する体制づくり」など

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