26卒学生の就職活動状況を調査(5月~9月)  ~過半数が「2025年3月~5月までに就職活動を終わらせたい」~

更新:2024/10/22

作成:2024/10/22

HRドクターを運営する株式会社ジェイックでは、新卒スカウトサイト「Future Finder®」における「2026年卒業予定の学生の就職活動状況」に関するアンケート調査結果を公開します。(回答者110名、調査日2024年5月31日-9月25日)

 

<目次>

就職活動を進めるうえで決めていること: 1位「第一志望の業界」(55.5%)、2位「第一志望の職種」(41.8%)

「就職活動を進めるうえで、決めていることはありますか?当てはまるものをすべて選択してください」と質問したところ、「第一志望の業界」が55.5%、「第一志望の職種」が41.8%、「どれも決まってない」が31.8%、「第一志望の企業」が5.5%となりました。

 

就職活動を進めるうえで決めていること

 

この時期に就職活動を行っている目的: 1位「選考に参加し、早期に内定を得るため」(49.1%)、2位「情報収集(業界について)」(47.3%)

「この時期に就職活動を行っている目的は何ですか?特に当てはまるものを2つ選択してください」と質問したところ、「選考に参加し、早期に内定を得るため」が49.1%、「情報収集(業界について)」が47.3%、「情報収集(企業について)」が43.6%、「選考や面接に慣れるため」が34.5%、「情報収集(職種について)」が18.2%、「周りが行っているから」が7.3%、「その他」が0%となりました。

 

この時期に就職活動を行っている目的

 

希望の業界/職種/企業を決めたい時期:1位「2024年末まで」(46.3%)  就職活動を終わらせたい時期:1位「2025年3月~5月まで」(54.5%)

「いつまでに、希望の業界/職種/企業を決めておきたいですか?」と質問したところ、「2024年末まで」が46.3%、「2024年の夏休み終わり頃まで」が33.6%、「特にない」「すでに全部決まっている」が同ポイントで7.3%、「2025年2月末まで」が5.5%となりました。

 

「いつまでに、就職活動を終わらせたいですか?」と質問したところ、「2025年3月~5月まで」が54.5%、「2025年1月~2月まで」が15.5%、「2025年6月~9月まで」が10.9%、「特にない」が8.2%、「2024年末まで」が6.4%、「2024年の夏休み終わり頃まで」が3.6%、「2025年10月以降」が0.9%となりました。

 

希望の業界/職種/企業を決めたい時期:1位「2024年末まで」(46.3%) 就職活動を終わらせたい時期:1位「2025年3月~5月まで」(54.5%)

希望の業界/職種/企業を決めるうえで、決め手になりそうなこと: 1位「仕事内容」(71.8%)、2位「給与」(57.3%)、3位「勤務地」(42.7%)

「希望の業界/職種/企業を決めるうえで、決め手になりそうなことは何ですか?特に当てはまるものを3つ選択してください」と質問したところ、「仕事内容」が71.8%、「給与」が57.3%、「勤務地」が42.7%、「福利厚生」が41.8%、「社風や社員の雰囲気」が30.0%、「働き方の柔軟性(リモートワークや副業可など)」が12.7%、「大変さを含めたリアルな働き方」が9.1%、「企業規模・企業の知名度」が8.2%、「企業理念(ミッション)」が7.3%、「教育体制(新人研修・社内教育など)」が6.4%、「資格支援などのキャリア形成制度」が5.5%、「昇給・昇格等の評価制度」が4.5%、「社員のキャリアアップ事例」が2.7%、「その他」が0%となりました。

 

希望の業界/職種/企業を決めるうえで、決め手になりそうなこと

 

企業情報を得るために活用しているツールや方法: 1位「企業HP」(68.2%)、2位「ナビサイト」(56.4%)、3位「口コミサイト」(40.9%)

「インターンシップや企業説明会以外で、企業情報を得るために活用しているツールや方法はありますか?当てはまるものをすべて選択してください」と質問したところ、「企業HP」が68.2%、「ナビサイト」が56.4%、「口コミサイト」が40.9%、「先輩や家族、友人」が24.5%、「企業のSNS」が20.9%、「特にない」「その他」が同ポイントで2.7%となりました。

 

企業情報を得るために活用しているツールや方法

 

採用活動や情報発信をしている企業に求めたいこと: 説明会での説明内容や、インターンシップの情報を求める声が多数

「この時期に採用活動や情報発信をしている企業に求めたいことはありますか?もしあれば自由にお書きください」と質問したところ、以下の回答が寄せられました。

 

▼会社説明会・選考での説明内容について
・社風がわかるような会社説明会を開催してほしい
・会社説明会を多く設定してほしい
・業務内容について、もっと詳しく知りたいと思った
・仕事内容と、勤めている方の一日のスケジュールなどを知りたいと思った
・新卒の方の一日のスケジュールを知りたい
・自己成長できるかどうか知りたい
・採用されるメリットを知りたい
・福利厚生を詳細に教えてほしい

 

▼インターンシップについて
・インターン情報を知りたい
・インターンに参加した際のメリットなどを知りたい
・インターンについて詳しく知りたい
・ナビサイトでインターンシップに予約したい

 

▼その他
・もっと採用活動の開始を遅くしてほしい。早すぎる。

 

調査結果へのコメント

今回の調査結果について、8年以上新卒採用支援に携わっているFuture Finder®メディア事業部長の佐藤は、次のように述べています。

 

「就職活動の早期化が進む中、今回の26卒学生への調査でも、政府要請の就職活動スケジュール(広報解禁:3月1日、選考開始:6月1日)より前にピークを迎えたいと考える学生が多いことがわかりました。一方で、売り手市場が続く中、内々定を獲得後も活動を続ける学生は一定数存在しています。特に中小企業においては、最終的に採用人数を確保するため、3年次の夏から卒業までの期間で内定承諾を分散して得られるよう、母集団形成や早期内定を可能にする社内調整が重要です。

 

限られた採用リソースを最大限に活用するためにも、自社に合った人材要件を明確にし、選考過程で魅力を伝えることで学生の志望度を高める、といった工夫が求められます。また、現場社員や経営層を巻き込んだ企業全体での採用活動が、より優秀な人材を確保する鍵となります。情報発信の面では、SNSやクチコミサイトの改善など選択肢は多様にありますが、まずは企業サイトの充実が優先事項です。特に具体的な仕事内容やそこで得られるキャリア、スキル、そして苦労も含めた社員インタビューを掲載することで、学生の求める情報や企業の魅力を効果的に伝えることができます。」

 

調査概要

調査名称:「大学3年の就職活動」についてのアンケート調査
調査対象:当社サービス「Future Finder®」登録した2026年卒学生
調査機関:自社調査
調査方法:Webアンケート
調査期間:2024年5月31日~9月25日
回答者数:110名

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