【新卒採用向け】おすすめの求人サイトと特徴を紹介

更新:2024/06/25

作成:2022/11/25

古庄 拓

古庄 拓

株式会社ジェイック執行役員

おすすめの求人媒体32種をジャンル別に紹介!特徴や料金、活用方法

近年、求人媒体の多様化によって新卒採用活動におけるチャネルの選択肢は大きく広がっています。

 

採用活動をうまく進めるためには、自社に合う求人媒体や採用サービスを選ぶことが大切です。

 

記事では、求人媒体の仕組みと選び方の基礎を確認したうえで、新卒採用でおすすめの求人媒体の特徴や料金、活用方法などを紹介します。
求人媒体選びの参考になれば幸いです。

<目次>

求人媒体とは?

オンラインリクルート、履歴書のイメージ

 

求人媒体とは、いわゆる求人サイトのことです。採用企業が自社の求人出稿を通じて求職者に告知し、応募してもらう仕組みを指します。

 

広くとらえれば、採用企業が求職者データベースを検索してスカウトメッセージ等を送るダイレクトリクルーティングサービス、また、Web上の求人情報を自動で収集してくる求人検索エンジンも求人媒体の一種といえるでしょう。

 

求人サイトの大半は求人広告の出稿に費用がかかります。

 

ただし、なかには、成果報酬型のものもありますし、基本料+成果報酬の組み合わせといった形式もあります。

 

求人媒体の種類

求人媒体は、大きく以下の違いで分類されます。

  • 掲載される求人種類の違い(新卒、中途、アルバイト、副業・業務委託……)
  • “総合型”と“特化型”の違い

総合型の求人媒体は、幅広い業界・職種の求人が網羅されています。

 

一方で、特化型は、以下のように、特定の業界・職種、利用者の属性・志向性などで絞り込んだ求人が掲載されるものとなります。

  • 広告・マスコミ業界の求人
  • 医療業界(ドクター、看護師、理学療法士……etc)
  • 理系学生専門
  • 中小企業の求人
  • 東北エリアの求人
  • 第二新卒・既卒者の募集 など

特化型の場合、特定カテゴリに特化していることを売りにして求職者へのプロモーションも行ないます。

 

登録者数は、総合型よりも少なくなりますが、うまく媒体を選べば自社のターゲット属性に合う求職者が多い、条件に一致した求職者に応募してもらえる可能性も高いでしょう。

 

求人媒体とダイレクトリクルーティング、求人検索エンジンの違い

求人媒体は、企業が求人広告を出稿し、求職者からのエントリーを“待つ”採用手法です。

 

一般的には求人媒体には、認知度や資金力の高い大手企業が有利となり、中堅中小企業は求職者の目に留まりにくい傾向もあります。

 

次にダイレクトリクルーティングは、ダイレクトリクルーティングサービスの提供会社に登録された求職者のデータ(匿名状態)を企業が検索し、自社の採用要件に合う人材にスカウトメッセージを送れる“攻め”の採用手法です。

 

ダイレクトリクルーティングの魅力は、認知度の低い中堅中小企業やベンチャー企業でも、スカウトメッセージの工夫をすれば求職者を口説けることです。

 

ただし、スカウトメッセージの工夫がなければ、採用につながりません。

 

また、ダイレクトリクルーティングを行なう場合、サービスの利用開始後、求職者データベースを定期的に検索して、メッセージをアレンジしながら送付する手間などがかかります。

 

最後に、求人検索エンジンは、さまざまな求人サイトや各社のホームページに掲載されている求人情報を集中的に検索できるサービスです。

 

代表的な求人検索エンジンとしては、Googleが展開する「Googleしごと検索(Google for Jobs)」、リクルートグループが運営する「Indeed」、カカクコムが運営する「求人ボックス」などがあります。

 

求人検索エンジンは、この10年ほどで成長しているサービスです。
エリア密着型のアルバイト採用などでは、既に求人サイトと肩を並べるところまで成長しています。

新卒×総合型求人サイトのおすすめ媒体

求人サイトのイメージ

 

新卒×総合型求人サイトのなかで、特におすすめの媒体を紹介しましょう。

 

なお、価格に関しては毎年度の変更などもあります。以下の価格は、あくまで参考程度として見ていただき、詳細が知りたい場合には媒体社へ直接お問い合わせください。

 

マイナビ

新卒向けの総合型求人サイトのなかで、知名度・人気ともにトップのサイトです。

 

就職ガイダンスなどの中でマイナビ登録を勧める大学も多く、学生のなかでは信用できるサイトとしても定評があります。

 

料金は、マイナビ2023で基本パッケージ160万円、バリュープラン80万円になります。

 

公式サイト:https://saponet.mynavi.jp/pickup/mynavi/

 

リクナビ

かつての就職メディアのなかで、トップの人気を誇っていたサイトです。

 

2010年代にマイナビに肉薄、逆転されましたが、サイトの認知度や信用性、使い勝手などへの評価はマイナビと2強といえます。

 

リクナビの基本料金は、インターンシップ30万円~、3月以降のプラン40万円~です。

 

公式サイト:https://hr-services.recruit.co.jp/new_graduates/rikunabi/

 

キャリタス就活

マイナビ・リクナビと同様に古い歴史を持つ新卒求人サイトです。

 

機能性の高さで定評があり、たとえば、ダイレクトリクルーティングのようなイメージで自社の採用ターゲットになりそうな学生に「気になる」のアクションをとることで、自社の求人を見てもらえるように促せる仕組みが備わっています。

 

キャリタス就活の掲載料金は、エントリープランで50万円、スタンダードプランが90万円です。

 

公式サイト:https://job.career-tasu.jp/2024/service/

 

ONE CAREER

豊富なお役立ちコンテンツによって急成長しており、東大/京大就活生の95%以上、早慶MARCH就活生の80%以上が利用中と、高学歴層に焦点を当てた求人媒体です。

 

フリープランがあるので、無料から試すこともできます。

 

公式サイト:https://service.onecareercloud.jp/service/job

新卒×特化型求人サイトのおすすめ媒体

新卒採用×特化型求人サイトのなかで、特におすすめの媒体を紹介しましょう。

 

LabBase

理系学生に特化した求人サイトです。全国で約6,200もの研究室とのリレーションを持っています。

 

理系特化型の求人サイトとしてトップクラスの登録者数を誇ります。

 

公式サイト:https://business.labbase.jp/

 

CheerCareer

ベンチャー企業を目指す学生をメインとする求人サイトです。「ベンチャー」のキーワードでSEOやリスティング広告を実施し、口コミ集客にも注力しています。

 

CheerCareerの掲載料金は、ライトプランが月3万円、ベーシックプラン月5万円です。

 

公式サイト:https://cheercareer.jp/staticpages/lp01

 

美大芸大就活ナビ

美術系学生に特化した求人サイトです。商品企画・デザイン制作・ディレクション・企画プロデュースなどのクリエイティブ求人を出す企業におすすめとなります。

 

美大芸大就活ナビの手数料は、求職者の就職後1年間に支払われる賃金の30%前後という形で人材紹介的な形式になっています。

 

公式サイト:https://www.y-create.co.jp/bidai-geidai/lp/01/

 

Matcher

求職者が、地域・業界・職種から若手社員を探し、就活相談ができるOB訪問支援サービスです。企業側には、スカウトメール配信機能もあります。

 

Matcherの料金体系は、採用決定で1人80万円の成果報酬型です。

 

公式サイト:https://enterprise.matcher.jp/

新卒×ダイレクトリクルーティングのおすすめ媒体

新卒採用×ダイレクトリクルーティングのなかで、特におすすめの媒体を紹介しましょう。

 

Offerbox

企業からのオファーの流通制限をすることで、開封率87%の「学生が見るオファー」を実現したサービスです。人工知能による検索システムも導入しています。

 

Offerboxの料金は、初期費用型(24年卒向け)75万円~、成果報酬型(23年卒向け)38万円~です。

 

公式サイト:https://offerbox.jp/company/

 

FutureFinder

HRドクターの運営会社である株式会社ジェイックが提供する新卒ダイレクトリクルーティングサービスです。

 

FutureFinderは、ダイレクトリクルーティングと求人サイトの良いとこどりをしたハイブリッド型になります。

 

通常のダイレクトリクルーティングの場合、自社で運用もしくは採用代行会社などに有償で依頼しないといけません。
一方で、FutureFinderの場合、スカウトメールの運用代行などが標準でついているため、人事の手間がかからない点も魅力です。

 

料金は定額掲載プランと成果報酬型プランから選べます。

 

キミスカ

3種類のスカウトメールが用意されており、特にゴールドスカウトでは約76%と高い開封率を実現しているサービスです。

 

適性検査の結果も、無料で確認可能になります。

 

キミスカの料金は、年度利用プラン150万円、5ヵ月利用プラン75万円です。

 

公式サイト:https://kimisuka.com/company/

 

OpenWork

社員・元社員の声を集めた就職口コミサイトです。

 

社員口コミや会社評価スコアの確認・投稿をする求職者へのスカウトが可能なダイレクトリクルーティングサービスが提供されています。

 

料金プランは成果報酬制です。

 

公式サイト:https://www.vorkers.com/recruiting?ad=com_referral_index_header_pc

まとめ

採用活動を成功させるには、自社が求めるターゲット・予算・工数・採用力に合う媒体を選ぶことが大切です。

 

優秀な人材を獲得したい一方で、スカウトメールの工夫をする工数が足りないなどの場合は、HRドクターの運営会社である株式会社ジェイックの新卒向けダイレクトリクルーティングサービス「FutureFinder」の利用もおすすめとなります。

 

また、株式会社ジェイックでは、手間をかけずにポテンシャルの高い既卒・第二新卒などを採用できるイベント融合型の人材紹介サービス「採用カレッジ」も実施しています。興味がある人は、以下の資料をダウンロードしてみてください。

著者情報

古庄 拓

株式会社ジェイック執行役員

古庄 拓

WEB業界・経営コンサルティング業界の採用支援からキャリアを開始。その後、マーケティング、自社採用、経営企画、社員研修の商品企画、採用後のオンボーディング支援、大学キャリアセンターとの連携、リーダー研修事業、新卒採用事業など、複数のサービスや事業の立上げを担当し、現在に至る。専門は新卒および中途採用、マーケティング、学習理論

著書、登壇セミナー

・Inside Sales Conference「オンライン時代に売上を伸ばす。新規開拓を加速する体制づくり」など

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