ゴールドラッシュで本当に儲かったのは…?【ザ・現場ギャップvol.102】

更新:2023/07/10

作成:2020/06/03

東宮 美樹

東宮 美樹

株式会社ジェイック 執行役員

ゴールドラッシュで本当に儲かったのは…?

お世話になっております。
HRドクターを運営する株式会社ジェイックにて
取締役 教育事業部長を務めます
東宮美樹と申します。

 

「ゴールドラッシュで本当に儲かったのは

金を掘っていた人ではなく

金を掘るためのスコップを売っていた人である」

 

 

有名な話なので

ご存じかもしれませんが

 

ゴールドラッシュが起こった当時

「俺こそが金を掘り当ててやろう!」

と、世界中から多くの人が

アメリカにやってきました。

 

「金が獲れる」と聞くや否や

誰もかれもが金を掘りに押し寄せました。

 

ですが、そんなゴールドラッシュのさなか

本当に儲けたのは

その周辺ビジネスをしていた企業だと言います。

 

 

世界的に有名なジーンズである「リーバイス」も

まさにこの流行で生まれた商品の一つです。

 

 

創業者のリーバイ・ストラウス氏は

当時、金鉱で働く作業員たちが

日々行われる作業のなかで

ズボンをすぐに擦り切ってしまっている状況を見て

 

ズボンの生地を分厚くして

「丈夫で破れない作業着」として

販売開始したのが、ジーンズの始まりでした。

 

 

もし、リーバイ・ストラウス氏が

ゴールドラッシュの時代に

他の人と同じように金を掘っていたら

今のような成功はなかったかもしれません。

 

ジーンズという商品も

リーバイスというブランドも

存在していなかったでしょう。

 

 

翻って、今この時代における

「ゴールドラッシュ」とは何でしょうか。

 

今の時代、何が流行っているでしょう。

これからの社会、どのような変化が起こるのでしょうか。

今後10年間、どのような企業が生き残るのでしょうか。

 

 

 

この数か月で、ビジネスの世界では

テレビ会議システムツールが続々と導入されました。

 

会議も商談も、オンライン化が一気に進み

私たちのような研修会社も今や

オンライン研修を行っていない会社を探す方が

難しいかもしれません。

 

 

一般家庭では、在宅勤務や外出自粛が増え

料理や掃除をする機会が増えたり

ネットでの買い物、宅配サービスなども格段と増えました。

 

 

そして、今はもはやウィズコロナの時代です。

私たちの生活はどのように変わっていくでしょうか。

ビジネスはどのように姿を変えるでしょうか。

 

その時に本当に活躍するのは、どのような人材でしょうか。

常にアンテナを張り巡らせ、情報に敏感でいたいものです。

 

 

今週はここまでとさせていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
来週もよろしくお願いいたします。

著者情報

東宮 美樹

株式会社ジェイック 執行役員

東宮 美樹

筑波大学第一学群社会学類を卒業後、ハウス食品株式会社に入社。営業職として勤務した後、HR企業に転職。約3,000人の求職者のカウンセリングを体験。2006年にジェイック入社「研修講師」としてのキャリアをスタート。コーチング研修や「7つの習慣®」研修をはじめ、新人・若手研修から管理職のトレーニングまで幅広い研修に登壇。2014年には前例のない「リピート率100%」を達成。2015年に社員教育事業の事業責任者に就任。

著書、登壇セミナー

・新入社員の特徴と育成ポイント
・ニューノーマルで迎える21卒に備える! 明暗分かれた20卒育成の成功/失敗談~
・コロナ禍で就職を決めた21卒の受け入れ&育成ポイント
・ゆとり世代の特徴と育成ポイント
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