馬と水【ザ・現場ギャップvol.25】

馬と水

お世話になっております。

HRドクターを運営する株式会社ジェイックにて

取締役 兼 教育事業部長を務めます

東宮美樹と申します。

 

 

今回は、あるイギリスのことわざから

お話を始めさせていただければと思います。

 

 

イギリスにはこのようなことわざがあります。

 

「You can lead a horse to water,

but you can’t make him drink.」

 

日本語に訳すと、

 

「馬を水辺に連れて行くことはできても、

水を飲ませることはできない。」

 

となります。

 

 

 

私たち教育をする立場の人間にとって、

「教育」「学習」「成長」といった要素は、

「必要なもの」と直結します。

 

ですが、時に現場の社員にとってそれらは、

「“成果を生み出す活動” を妨げる邪魔なもの」

という認識をされてしまうことがあります。

 

そう認識されてしまうと、

「前向きな姿勢で学ぶ」ことが難しくなってきます。

 

そのため、私たちはあらゆる手段で

「今、私には教育が必要だ」と

感じてもらう必要がある、というわけです。

 

 

これは、以前お伝えした

「4:2:4の法則」と似通った点がありますね。

 

(ご存じない方のために簡単にお伝えすると、

「4:2:4の法則」とは、、、

 

ある調査で、「効果のない研修プログラム」

について調べたところ

 

一般的に大事だと考えられている

「研修内容」の影響力はわずか20%程しかなく、

 

残りの40%は、準備不足や、

参加者の意識の低さといった

「研修前」に原因があり、

 

もう40%は、学んだ知識の忘却や、

決めたアクションの継続不足といった

「研修後」に原因がある。

 

という研究結果をまとめた法則です。)

 

 

 

このことわざの教訓としては、

馬に水を与えるためには、

強制的に与えるのではなく、

喉が渇くのを待ったり、喉を乾かせたり

といったアプローチが必要である。

 

といったようなものです。

 

 

貴社における、

「喉を乾かせる」

アプローチとは何でしょうか。

 

貴社の社員にとっての

「水が欲しいとき」

とは、どのようなタイミングでしょうか。

 

そのあたりを、人事の方々で考えたり、

現場の社員に直接インタビューして

聞いてみたりするのも、良いかもしれません。

 

 

 

 

 

今週はここまでとさせていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

来週もよろしくお願いいたします。

著者情報

東宮 美樹

株式会社ジェイック 執行役員
株式会社Kakedas 代表取締役社長

東宮 美樹

1997年筑波大学を卒業。食品会社や人材派遣会社などを経て、ジェイックに入社。新人~次世代リーダー・管理職までコミュニケーション改善や主体性発揮、エンゲージメント強化の研修、また、自身の経験も踏まえた女性活躍やキャリア研修、イクボス育成などを得意とする。2019年にジェイック取締役、キャリア面談プラットフォームを提供する株式会社Kakedas取締役に2023年に就任、2025年よりKakedas代表取締役社長。

著書、登壇セミナー

・新入社員の特徴と育成ポイント
・ニューノーマルで迎える21卒に備える! 明暗分かれた20卒育成の成功/失敗談~
・コロナ禍で就職を決めた21卒の受け入れ&育成ポイント
・ゆとり世代の特徴と育成ポイント
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